昭和28年設立当初の、弊社の主力貨物は鉄鋼製品が主なものでした。その後尼崎の鉄冷えと共に、扱い貨物も製品から原料へと大きく変化して行き、道意町本社を始め鶴町・末広・鳴尾等次々と岸壁を増やし現在に至っております。特に鶴町は、岸壁の側に保税蔵置場があり末広と共に中国や韓国等からの、小型貨物船による外貨を直接積卸しできる尼崎唯一の、営業私設岸壁を保有する業者です。
保税蔵置場・野積場・セメントサイロ等、貨物収容能力も多
岐にわたり、また国道や高速道路など、交通網にも恵まれた位置にあり、物流面に大いに寄与しています。
最近の弊社は、産業鹿棄物処理業にも力をいれ、資源の再利用という、時代の二ーズに応えるべく、生活環境の保全及び、地球資源の有効利用を推進す
ることに貢献し、環境面からも社会に役立つ企業を目指し日夜躍進して参ります。
お客様の荷物を国内船、または外国から早く、安全確実にお届けするために、当社は自社で岸壁を持ち、また大型の移動式クレーン、トラクターショベルを導入しております。
長らく湾岸荷役業を営んでおりましたが、平成13年に内航蓮送取扱業の許可を取得、船舶でのお荷物の運送の全ての工程を当社で手配し作業する事が可能となりました。
内航運送取扱業の許可を得ることで、さまざまな貨物運送のなかでも効率のよい輪送システムの代表です。
例えぱ、1トンを1q運ぶのに必要なエネルギー消費でみると、内航運送は営業用トラックの約5分の1のエネルギーで足りると言われてるほどです。
少ないエネルギーで、大量の貨物を輸送することができる内航運送その需給により合理的にコントロールする大道埠頭システムです。
国内の貨物輸送では、トラックヘの過度の依存から道路の混雑はもちろん、二酸化炭素の排出による環境問題が指摘されています。
そこで最近注目を集めているのが、貨物の一部を内航輸送に振替える動きです。
内航輸送は海洋汚染の防止対策が国内法で厳しく定められ、船内で発生する廃棄物も厳しい規則に基づいて処理。大道埠頭は海洋環境の保護にも努めています。